LLMs4SchemaDiscovery: A Human-in-the-Loop Workflow for Scientific Schema Mining with Large Language Models

項目 内容
論文ID P32
区分・分類 論文・スキーマ・オントロジー
著者・所属 Sameer Sadruddin, Jennifer D'Souza, Hamed Babaei Giglou(TIB Leibniz Information Centre for Science and Technology)、Sören Auer(TIB/L3S Research Center, Leibniz University of Hannover)、Eleni Poupaki, Adrie Mackus, Erwin Kessels(TU/e Eindhoven University of Technology)、Alex Watkins, Bora Karasulu(University of Warwick)、Anisa Rula(University of Brescia)
発表先 Extended Semantic Web Conference (ESWC 2025, LNCS)
発表日 2025-06
引用数 7(OpenAlex 2026-10-06時点)
言語 英語
URL https://doi.org/10.1007/978-3-031-94578-6_14
PDF 取得(arXiv 2504.00752v1、18ページ)
読んだ範囲 全文(arXiv v1。LNCS掲載版ではない)

論文タイプ

新技術。LLMと専門家フィードバックでスキーマを抽出するツール schema-miner とワークフローを提案し、ALDの事例に適用した Resource track 論文のため。

研究の目標

技術的なやり方

段階 入力 内容
Stage 1 初期生成 専門家が用意した領域仕様書 System Prompt(Role・Task・InputFormat・OutputFormat)+仕様書で初期 JSON スキーマを生成
Stage 2 精緻化 専門家が選んだ1〜10本の論文+専門家フィードバック(任意) 論文1本ずつ前回スキーマを更新。フィードバックは「記述式(4つの問い:統合すべき性質・まとめるべき性質・欠けている性質・説明の明確さ)」か「スキーマの直接編集」
Stage 3 確定 未選別の大規模論文集合(100本以上まで) 同じ形式で一般化・網羅性を高める
Stage 4 オントロジー接地 OLS API 前処理→検索→説明の無い候補を除外→sentence-transformer で類似度順位付けし top-k を付与。材料分野では TIB Terminology Service の50オントロジーを使用

結果

比較ペア Stage 1 Stage 2 Stage 3
GPT-4o 対 GPT-4-turbo 0.3428/0.8098 0.3071/0.8094 0.3690/0.8046
GPT-4o 対 LLama 3.1 (8B) 0.3100/0.8044 0.3535/0.8112 0.3337/0.7716
GPT-4-turbo 対 LLama 3.1 (8B) 0.4118/0.7765 0.3363/0.7695 0.2891/0.7560

BLEU は 0.2392〜0.4515(最大は Stage 2 の GPT-4o 対 GPT-4-turbo)。

限界・課題

独立した限界の節は無い。本文で著者が述べている問題点: - GPT系は入れ子が過剰で、性質が冗長になりやすい - 単位の誤り(GPT-4o が reaction rate を moles/second でなく atoms/second にした)や、不要な boolean 性質の追加 - LLama 3.1 (8B) で性質の重複(filmProperties が2か所)。プロンプトに重複禁止の指示を加えて再実行で対処 - Stage 3 の大規模集合(レビュー論文含む)で一部モデルが逸脱 - 定量評価は紙幅の都合で ALD実験スキーマのみ。評価は ALD の1分野のみ - 今後:複数LLMを組み合わせるアンサンブル

要点

LLMに「仕様書→少数の厳選論文→大量の論文」の順でJSONスキーマを作らせ、各段階で専門家が記述式コメントと直接編集で直すワークフロー(schema-miner)。 ALDで検証し、両方のフィードバックを毎回入れる設定が最良、フィードバック無しでは逸脱した。