Automated real-world data integration improves cancer outcome prediction

項目 内容
論文ID P53
区分・分類 論文・データ整備
著者・所属 Justin Jee, Christopher Fong, Karl Pichotta, Thinh Ngoc Tran, Anisha Luthra(共同筆頭)ほか計68名+MSK Cancer Data Science Initiative Group、責任著者 Nikolaus Schultz/Memorial Sloan Kettering Cancer Center、Dana Farber Cancer Institute、Caris Life Sciences、Weill Cornell Medicine
発表先 Nature
発表日 2024-11-06
引用数 186(OpenAlex 2026-10-06時点)
言語 英語
URL https://doi.org/10.1038/s41586-024-08167-5
PDF 保存済み(論文/pdf/P53.pdf、nature.com のオープンアクセス版)
読んだ範囲 全文

論文タイプ

応用。既存の Transformer 言語モデルを臨床文書の自動構造化に適用し、統合データセットの構築と予後予測に使った研究のため。

研究の目標

患者データは自由記述テキストや、病院・学術・商業に分かれたデータセットに散らばり、既存研究は手作業の抽出に頼る小規模コホートにとどまる。本論文は、診療ノート・放射線・病理レポートを NLP で自動アノテーションし、治療・生存・腫瘍登録・人口統計・ゲノムの構造化データと統合した MSK-CHORD を作り、全生存(OS)予測が AJCC 病期など単一モダリティより改善するか、臓器別転移に関わるゲノム特徴を見つけられるかを検証する。

技術的なやり方

AACR Project GENIE BPC の手作業キュレーションのうち MSK 分(3,202患者、放射線レポート38,719件)を教師データにした。

抽出対象 入力 手法
進行・腫瘍部位・癌の有無 放射線レポートの impression RoBERTa、ClinicalBERT、BERT
院外での前治療・HER2・ホルモン受容体 診療ノート Clinical-Longformer
喫煙・PDL1・Gleason・MMR 診療ノート・病理レポート 正規表現ルール

結果

限界・課題

要点

診療記録の自由記述を Transformer で自動構造化し、ゲノム・治療データと統合した2.5万人規模のがん実臨床データセット MSK-CHORD を構築・公開した。 NLP 抽出は手作業に近い精度で、腫瘍部位など NLP 由来の変数を含むモデルは病期やゲノムだけより OS を良く予測した。